FIREめざすための私の株主優待銘柄の選び方
私は国内株式しか購入していませんが、銘柄は現在35種類を保有しています。
そのうち、33種類の銘柄は「株主優待」があります。
株主優待のない残りの2種類は配当金目当てで購入している高配当銘柄です
FIREめざしているため、食事券、商品券、食料・飲料などの
生活必需品関連がもらえる銘柄を狙って保有しています。
生活必需品関連以外だと娘のための遊び関連の優待がもらえる銘柄とかも保有したりしています
そんな私の株主優待経験の中で、この観点で株主優待銘柄を選んだほうがいい
というのが3点ありますので、記載したいとおもいます。
- 優待内容のみで購入判断することはNG!
- 優待利回りが良くても使いきれないものは意味がない!
- 配当金が出ていない銘柄に注意!
1.優待内容のみで購入判断することはNG!
まず、株主優待初心者にやりがちなところで、
株主優待の内容のみで判断してしまうことに注意です。
これは、株主優待で1万円の食事券がもらえたとしても、
取得に100万円かかり、優待利回りは1%で、
さらに配当金が出ていないという状況であれば微妙ということです。
利回りを考慮しないで優待目当てで購入すると、
利回りが低く、投資した金額に値しないリターンしかない場合があります。
なので私としては、「配当利回り+優待利回り=4%以上」を銘柄購入の
決め手としています。
「配当利回り」だけで4%以上の安定している銘柄もあるので、
「配当利回り+優待利回り=4%以上」を満たさないのであれば、
高配当の銘柄に投資したほうがお得ではという感じです。
「配当金」と「株主優待」で同じ利回りであれば、「配当金」のほうが使用制限がないので、お得です。それでも、「配当金」と「株主優待」だと、「株主優待」をもらったほうが幸福感があるというところもあるので、その辺のバランスは個々人で考えて判断してみてください。
但し、配当金は税が引かれるので確実に使用するという株主優待であれば、株主優待のほうが、普通にいい場合もあるかもです。
2.優待利回りが良くても使いきれないものは意味がない!
ならば、優待利回りが高いものを選べばいいかというとそうでもありません。
優待利回り50%とかもあったりしますが、使いきれなかったり、
特定の条件下でしか使用できず、結局使用できないということがあります。
また、よくある優待内容として、〇円につき、△円の優待券が使えるというものがあります。
このようなものも、優待利回りとしては全額使用する前提として計算されていたりするので注意が必要です。
実際に全額使用するには高額を必要とする場合があり、無理して使うことになるのであれば、そのような優待の銘柄の購入はお勧めしません(無理なく優待券等を使用できるのであれば、問題ありません)
3.配当金が出ていない銘柄に注意!
最後に、配当金が出ていない、あるいは少ししか出ていない銘柄の場合には
注意が必要です。
なぜかというと株主優待銘柄で一番恐いのが株主優待の廃止、改悪だからです。
株主優待の廃止、改悪、変更等は結構頻繁に起きうることなので
本当に注意してください。
10年以上株主優待投資しているが、何度あったことか…
配当金を出さない理由が、マイナスのものでなければいいが、
無理して株主優待を出している場合、
また、「2.優待利回りが良くても使いきれないものは意味がない!」の場合で、
業績が悪くなり、結果、優待利回りが高くなっている場合もあり、その場合も
株主優待の廃止、改悪、変更になる可能性が高いので注意が必要です。
私の場合、この企業の業績等の観点を見るのが苦手なので
この観点をもっと強く見れるようになるのがFIREにむけての目標の一つです。
投資は自己責任ですが、上記3点を参考にして
株主優待生活を満喫できるようになれれば幸いです。